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徐脈性不整脈ってなに?

心拍数が遅くなる不整脈を徐脈性不整脈と呼びます。

 

徐脈とは脈が遅くなることをいい、心拍数が遅くなると、
心臓から送り出される血液量が減るため、
全身に血液が行き渡らなくなります。

 

徐脈性不整脈は自覚症状が出にくいため、
気づかないままだと、ひどい場合、
失神発作を起こすため、たいへん危険な不整脈です。

 

徐脈性不整脈には2種類のタイプがあります。

 

2普段は正常の脈を打っているが、
突然脈が遅くなり、しばらく心停止を起こす。

 

症状としては、突然脈が遅くなったために、
一瞬めまいを感じることがある。

 

また心停止が起きると、急に意識を失って失神発作を起こす。

 

2普段から脈が遅くなる。(1分間に50回以下)
症状としては、フーとするめまい、足のむくみ、
階段や坂道で息切れがする、といった心不全症状が起こる。

原因は?

これらの原因となるのが、心臓の電気的系統の異常です。

 

伝導系電気的系統とは?

 

心臓が全身に血液を効率よく送り出すために、
心臓にある4つの部屋の血液循環を適切なタイミングで動くように
命令を下すシステムのことをいいます。

 

心臓は洞結節から出る電気刺激で動いていますが、

洞結節

これの機能が低下してしまうと、
徐脈性不整脈が起こります(「洞機能不全」)。

 

また、心臓の中の、電流が流れるための電線が断線した場合にも、
徐脈性不整脈となります(「心房ブロック」)。

 

「洞機能不全」や「心房ブロック」の原因として考えられるのが、
以下のようなものです。

 

・遺伝
・薬物治療の影響や副作用
・老化現象
・心臓発作による組織変化
・洞機能不全症候群

 

徐脈性不整脈の検査は心電図検査が基本となります。

 

一般的な心電図検査より、詳しい検査が必要な場合は、
ホルター心電図を利用します。

 

これは、24時間の脈の変化を確認するために、
胸に心電図を記録するコンパクトな装置をつけます。

 

また、症状に応じて
「チルトテーブル検査」や「電気生理(EP)検査」
などを行う場合もあります。

 

徐脈性不整脈の治療法としては、
まず、脈を遅くする作用がある薬を服用していないかどうか
を確認します。

 

服用している場合は、服用を止めます。

 

薬など徐脈の誘因がない場合は、ペースメーカー治療が基本です。

 

除脈性不整脈の予防には、もう一度念を押して書きますが、
規則正しい生活とバランスのよい食生活を心がける、
ストレスを溜めない、睡眠不足を避ける、
喫煙や過度の飲酒を止めるなど、
生活習慣病の予防を行うことが大事です。

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