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洞不全症候群ってなに?

洞不全症候群とは、正しくは洞機能不全症候群といい、
右心房にある、心臓の収縮リズムをコントロールしている洞結節に
異常が生じ、機能が低下して、ときどき脈がお休みしてしまう
(脈が乱れる、心停止状態になるなど)不整脈です。

 

安静時の脈拍数が常に1分間に50回未満の場合や、
心臓が突然2秒以上止まってしまう場合をいいます。

 

洞不全症候群は年齢とともに多くなり、
場合によってはペースメーカーの植え込みが必要になります。

植え込み

心臓が動く仕組みを、スイッチと電線に例えられます。

 

スイッチが入ると電気が電線に流れ、心臓が収縮します。
このスイッチ(=洞結節)の異常が洞不全症候群です。

 

症状としては、必ずしもすべての方に出現するわけではなく、
心臓がどのくらいの時間止まっているか、によって変わります。

 

脈泊が遅め、という場合はほとんど自覚症状はありません。

 

ときどき心臓が止まってしまう場合でも、止まっている時間が
2秒程度なら、自覚症状のない場合がほとんどです。

 

しかし、3秒以上止まってしまうと、疲労感やめまい、立ちくらみ、
ろれつが回らない、失神などを起こす場合があります。

 

また倒れた際にケガをしたり、
頭を打つ可能性がありますので注意が必要です。

原因は?

心房ブロックの原因として挙げられる、洞不全症候群の原因は、
洞結節の刺激を生み出す(電気信号を送る)能力の低下、
または洞結節から心房間の伝導の障害が原因と言われていますが、
そのほとんどがまだ分かっていません。

 

心疾患の治療薬服用の副作用や、
ホルモンの異常が関係するという可能性も考えられています。

 

洞機能不全症候群と診断された場合でも、全く症状のない場合は、
生命に悪影響を及ぼすことはないので、
積極的な治療はすすめられません。

 

ですが、洞結節の機能は、年齢とともに衰えていくので、
定期的な受診で、心臓の止まる時間が長くなっていないか、
などを確認する必要があります。

 

心臓の止まる時間を調べるには、
24時間連続で心電図の記録を行うホルター心電図検査を行います。

 

めまいや失神などの症状がある場合は、治療を行う必要があります。

 

ちなみにこういった症状がなくても、
2、3秒ほど心臓が止まる時間帯があったため
ペースメーカー治療をしたほうがよいと医師から言われました。

 

有効で安全な治療薬はまだ確立されていません。
治療法はひとつで、ペースメーカーの植え込みです。

 

ペースメーカーは心臓が止まった場合は、
代わりに電気興奮を送って、心臓が長い時間止まらないように
いつも見張っています。

 

器械を身体に埋め込むペースメーカー治療には
抵抗がある方も多いかもしれませんが、経験者の話を聞いたり、
医師と充分話し合って、
治療を受けるとかなりの疑問と不安が解消します。

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